セゴビア・アビラ経由カセレスへ
-segovia/avilla/caceres-
2006/06/20(火)
メディナセリよりスペイン中央部を抜け、西の端っこカセレスへと移動する。
一面のアマポーラ
時期が遅かったのか、今までアマポーラの群生は見られなかったがセゴビアに向かう途中で真っ赤なじゅうたんを見ることが出来た。(バスの中から撮ったのでピンぼけ)。道端にはワスレナグサのブルーの花もたくさん咲いていた。
白雪姫のお城のモデルになった、アルカサールでスケッチ。
アルカサール
世界遺産のセゴビア旧市街と水道橋
この水道橋は高さ28m、長さは728mもある。2000年も前に造られたのだが、驚くことに現在も使われているという。が飛び交っていた。
子豚の丸焼き
セゴビア子豚の丸焼きでも有名で、私たちも市内で2番目というレストランへ行った。
産まれて2週間の子豚が焼かれて出てくると、アルコールに火をつけ、陶器のお皿でも切れるくらいやわらかいというパフォーマンスをする。それが本当にお皿だったことを証明するためか、床に落として割ってしまう。
前菜 姿を見たら食べられないという人もいたが、やわらかくて美味しかった。
アビラ
グレドス山脈の峰々が遠くに見える。よく見るとまだ谷にはが残っていた。スペインで最も高いところにある都市(標高1130m)アビラへ向かう。
周囲を古い城壁に囲まれた都市アビラがあった。小高い丘の上からスケッチをする。 
(画像クリックで拡大/photo by satoko)
サクランボ
牛の横断2回
アビラからプラセンシアへ行く途中に峠を越える。真っ赤な実がたわわになっていた。サクランボだった。おいしそ〜。バスなので停まることも出来なかったのが残念だった。
麓の町に着き、トイレ休憩になった。その辺りでは、近所の人が集まってサクランボの箱詰めをしていた。1キロくらいの箱で、値段を聞いたらわずか4ユーロ。日本円で600円程度。なんて安い!佐藤錦とは雲泥の差。友達が「1ユーロちょうだい」と言ったら、袋にたくさん入れてくれた。粒が大きく、ルビー色で、甘酸っぱくてとてもおいしかった。出来ることなら買って帰りたかった。 走行中のバスが急に停まった。ものすごい数(100頭はいたと思われる)の、牛が行列を作って横断するところでしばらく待たされた。カセレスに着くまで2回あった。
屋根の上には?(画像クリックしてみてください)
この辺りには、コウノトリが多く見られるようになった。あちこちの屋根の上、塔の上などに巣を作っている。コウノトリなんて動物園でしか見たことはないのに、日本のハトくらいたくさんいた。
今夜はこの旅行初めて、パラドールに泊まる。14世紀の宮殿で、世界遺産に登録されている。歴史的建造物に溢れる周囲の景観とも調和している。客室もゆったりとして、スタイリッシュな家具が素敵だった。