東海道を歩く1
ー日本橋~品川(立会川)ー
2022/04/30(土)晴れ16℃  
今年の目標にしていた東海道歩き、1月から始めようと計画していたが、コロナ(オミクロン)の感染拡大で見合わせていた。4月に展覧会があったりなかなか実行できず、少し行く気も失せていたが、クマさんに聞くと「やろう!」というのでついにスタートした。
東海道日本橋から京都三条大橋までおよそ500キロ。気が遠くなるような距離だが、少しずつ歩けばいつかは着く。二人とも歳なので京都まで行きつくかはわからないが、行けるところまで頑張るつもりだ。
日本橋は五街道の起点となり、道路の中央には『日本国道路元標』のプレートが埋め込まれている。現在の橋は知っての通り、上を高速道路が通り趣はない。唐獅子と麒麟像があり、橋は100年を超えているそうだ。
行程:日本橋9:10~20-銀座9:40~10:00-日比谷神社10:20-江戸開城会見の碑11:05-高輪大木戸11:30-八ツ山橋12:00-品川宿12:20~45(昼食)-釜屋跡13:20-立会川14:30 距離:13.3km
歩数:21189歩 
今朝は少し寒いくらい。歩くにはちょうどよい。都心は電車も土日の方が空いている。
昔はここに魚河岸高札場、罪人の晒場などがあったそうだ。
 滝の広場に降りてみると、確かにここは川なのだ。
日本橋スタート ここは川
日本国道路元標(道路中央) 江戸歌舞伎発祥の地 京橋の親柱
京橋、銀座辺りは見慣れた風景だが、東京を横断して歩いたことなどないので面白い。
銀座通りをリュックを背負って山の格好で歩くなんて、自分でも笑ってしまう。まだ開店前なので、空いている。ジョギングのグループにも出会った。
銀座柳の碑 新橋の親柱
通りの左側に見どころが多い。神社仏閣も多いので、記念に一か所御朱印を頂くことにした。まずは日比谷神社で、道中の無事を祈願。
浜松町で金杉橋(古川)を渡ると、舟がたくさん停まっていた。昔この辺りまで海だったのだ。
日比谷神社(御朱印) 浜松町古川(船泊) 公園で一休み。
   戊辰戦争の前日、西郷隆盛と勝海舟が会見を開いた場所だが、現物はビルの建て替えに伴い保管しているそうでコピーだった。  
田町を過ぎ、元札の辻は江戸六台高札場だったそうだ。 
 江戸開城会見の地碑    元札の辻
    高輪大木戸は木戸番がおかれ、 治安のため夜間は通行できなかったそうだ。
高輪ゲートウェイ駅が近い。まだ周辺工事をしていた。 
高輪大木戸跡   高輪ゲートウェイ  
     
 高輪海岸の石垣(安山岩)  八山橋(左へ旧東海道)  品川 旧東海道
     八ツ山橋で旧東海道へ入る。道幅狭く(当時と同じ)趣が感じられる。
お腹もすいてきたので、品川宿手前の蕎麦店へ入る。アサリの入った品川宿蕎麦、野菜のおいらん蕎麦美味しかった。 
品川宿 昼食(品川宿蕎麦、おいらん蕎麦)
 
品川宿の石垣石(房州石) 南品川 旧東海道(当時の道幅) 目黒川
      
 区立城南小学校 江戸幕府御用宿釜屋跡   品川寺(ほんせんじ)
    街道沿いにある区立城南小学校は、旧街道を意識して作られたようで、シックでかっこいい。 
予定では梅屋敷まで行こうと思ったが、二人ともだいぶ疲れてきた。先は長いので無理せず、今日は立会川までとした。
 駅の手前に坂本龍馬像が立つ。
 坂本龍馬像  京急立会川  
街道歩きも始めてみると達成感がある。歩くことで知らなかった町の景色や、歴史も感じる。次も楽しみだ。
 東海道2