東海道を歩く2
ー品川(立会川)~神奈川(鶴見)ー
2022/05/03(火)晴れ18℃  
2回目の今日は、前回終わりにした京急立会川から鶴見駅を目標に、坂本龍馬像で記念写真を撮り出発。
ここのところ爽やかで過ごしやすい。暑くなる前に少しでも先に進めたいと、前回から3日後だが2回目を実行することにした。連休の人出が心配だったが、電車はあまり混んでいない。今年は皆遠出したのかもしれない。 
行程:京急立会川9:05-磐井神社9:55~10:05-環七10:20-梅屋敷10:55-六郷神社11:55~12:15-六郷橋12:30-川崎宿12:45-芭蕉句碑13:25-鶴見川橋13:55-JR鶴見駅14:10 距離:13.3km
歩数:23774歩 
坂本龍馬像(黒船来航時に土佐藩は下屋敷警備のため招集された) 勝島運河
まずは浜川砲台跡を目指す。運河沿いを探すが見つからない。作業中の方に聞くと、児童公園を教えてくれた。親切に「品川歴史散歩」の冊子まで頂いた。
運河の先にある泪橋は鈴ヶ森刑場に向かう罪人をひそかに親族が見送ったとされる。
浜川砲台跡 浜川橋(泪橋由来)
 
 鈴ヶ森刑場跡 首洗い井戸  第一京浜合流
鈴ヶ森刑場後には首洗い井戸、火あぶり用の鉄柱の石、磔用に木柱を立てた角穴石などが残っている。八百屋お七などもここで処刑されたそうだ。
歴史ある磐井神社で御朱印を頂く。鯉のぼりがはためいていた。大銀杏がある。街道沿いの神社は、休憩
するのにちょうどよい。 磐井神社 大銀杏
旧東海道分岐 旧東海道 三原通(至 六郷・至 品川)
 
内川橋(羽田道)  小堂(閻魔大王・延命地蔵像)   貴船神社
梅屋敷は、江戸時代文人・旅人などが集まる梅の名所。道中薬「和中散」を商った薬店の茶屋。シーボルトや将軍も立寄ったとされる。公園になっている。
かつて品川、大森の海岸は『品川海苔』の一大産地だった。私の父の親友も海苔養殖をやっていた。 
梅屋敷 日本橋より三里十八兆
呑川(夫婦橋)河口では海苔養殖盛ん 京急空港線高架くぐる 六郷神社
  適当な所がなく、コンビニでサンドイッチを買い、六郷神社の境内でお昼休憩にした。川崎宿まで行けば、たくさんあった。
いよいよ東京と別れ、神奈川に入る。六郷川(多摩川)を渡る。多摩川を歩いたのは8年も前になる。
六郷川(多摩川)   東京/神奈川 あの頃は三万歩も歩いたのだ。 
  家康の架けた橋が洪水で流され、その後200年間渡し舟の時代が続く。川崎宿は大いに賑わったようだ。 
小土呂橋の親柱が残されていた。現在は新川通りだが、低湿地だった新河堀にかかっていた。 
 橋を渡り旧東海道へ    六郷渡しと旅籠跡
旧東海道 川崎宿交流館 小土呂橋跡(新川堀に架っていた)
川崎宿京口跡(外国人警護の関門) 芭蕉句碑 八丁畷(はっちょうなわて)
この辺りの東海道は、八丁(870m)も続く松並木だったことから八丁畷と呼ばれた。畷(繩手)は真っすぐな細い道のこと。
市場の一里塚、稲荷神社が祀られている。日本橋より五里。 
市場の一里塚 鶴見川橋
鶴見橋関門旧跡は、横浜開港と共に外国人警護のため尊王攘夷派の通行を取り締まった。
鶴見川も去年友人たちと歩いた。橋を渡ると桐の花が満開だった。
今日は予定通り鶴見駅までで終了。駅前でコーヒーを飲んで一休み。一回目より楽だった気がする。
桐の花 鶴見橋関門跡
東海道1    東海道3