東海道を歩く8
ー国府津~箱根湯本ー
2023/02/07(火)薄曇り時々晴れ(15℃)
 
東海道歩き8回目は、国府津から箱根湯本までの予定だ。夜は雨の予報だが、昼間は暖かそうなので予定通り出かけた。特に小田原の方が天気がよさそうだ。
車で通り過ぎるとわからないが、歩いてみると所によって町の感じが変わることがよくわかり面白い。
国府津駅9:40-小八幡の一里塚10:00-酒匂川10:40~55-山王橋(ランチ11:20~50)-小田原観光センター12:20~30-早川口13:00-鈴廣13:20~30-入生田13:50-箱根湯本14:20~14:48発(行程4時間40分) 距離:16.29km
歩数:21,723歩 
国府津駅で降り、街道を右へ行く。国府津はとても地味な街で、昭和の家々も多く残り、今風の家は少ない。
まもなく森戸川にかかる、親木橋を渡ると小田原に入る。 
真楽寺(親鸞聖人ゆかりの地) 国府津の街並み
 親木橋(森戸川) 富士山
このガストからは名残の松と、富士山が見える
小田原市のマンホール 小八幡の一里塚 一里塚バス停
 
三寶寺(門前には大銀杏) 立派な松並木  石塔群
古い家並み 大見寺(宝篋印塔・五輪塔) 網元川辺家(重厚な長屋門)
そろそろ疲れてきたので、酒匂川の土手で一休みする。ポカポカ暖かい。富士山が近くなった。
酒匂川渡しの碑があるはずだがみつからない。クマさんが「あそこではないか?大勢人がいる。 」
 団体さんが説明を聞いていた。
酒匂川と富士山 酒匂川渡しの碑(橋から50mくらい離れたところにあった)
今日のランチは回転ずしに決めていた。私は湘南パンケーキにも惹かれたが、クマさんは寿司!山王川のすぐ手前にあるはず。
チェーン店のように安くはないが、注文すると職人さんが握ってくれて、美味しかった。  
山王川(すぐ向こうは海) 回転すし「禅」
  新宿と同名の所がある」などと言って歩いていたのに、また道間違い。旧道はここで左に曲がるのに、真っすぐに行ってしまった。調べたら、観光案内所の近くまで来ていた。まあよかったかな。
いくつか見過ごした所はあったが、休憩し 宿場印を購入。
小田原宿 江戸口見附と一里塚
  小田原は北条氏の宿場町として栄えた。江戸から20里、箱根越え、関所を控え泊り客も多かったそうだ。
 目の前は小田原城だが、今日は見物する時間はない。
小田原提灯  宿場印   小田原観光案内所
小田原城 小西薬房(1633年創業) 銘菓「ういろう」と薬
外郎(ういろう)は日本最古の薬屋。「透頂香ういろう」という名薬で、市川團十郎の持病が治ったそうだ。歌舞伎の「ういろう売り」の由来。苦い薬と、お菓子のういろうで評判になった。
思わず入ってしまったあんぱん屋。
柳ベーカリーのあんぱん 居神神社 迷って、粒あんと黒豆を買った。 
 鈴廣は道の両側に店舗ができ巨大になっていた、揚げかまを買う
(揚げかまは、以前友人から頂いた宮城産の方がプリプリで断然美味しい) 旧道より箱根登山鉄道踏切渡る
    ここから緩い上り坂になる。
小田急線を超えてすぐに、見所がないないと思っていたら 、旧道に入るところを見逃した。 
鈴廣で休憩し、しばらくは街道を行く。途中で旧道に入ると、少し離れただけで、車の騒音が静かになる。 
 箱根町モニュメントで旧道は右折  早川(駅が見えた!)  
早川沿いを歩く。三枚橋を渡ると、箱根の山越えだが、都合でしばらく先になりそうだ。  
疲れ切っていたので、奮発しロマンスカーで帰ることにした。箱根はほとんど車できてしまうので久しぶりに乗った。 
さっき買ったあんぱんを食べながら、車窓の景色を楽しんだ。ちょっとした旅行気分になれる。
 箱根湯本駅 次も元気に歩きたい。  ロマンスカー
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