6月12日(火)晴れ | |
コージツスポーツ店のツアーで八ヶ岳に行った。 | |
今回は講師にミズノのアドバイザーでK2登頂の登山家松原尚之さんと、その後輩でエベレスト登頂を果たした、荻尾雄二さんという若い二人にお店のガイドさんが二人つく豪華版。 | |
大変だった地蔵尾根! | |
梅雨の真っ只中、天気が心配されたが幸いにも晴れ。 | |
総勢21名乗せて、バスは美濃戸口まで入る。 ここでお風呂セットを八ヶ岳山荘でデポする。 | |
ヤマツツジやレンゲツツジが咲く沢沿いの道を美濃戸山荘へと向かう。K2グループ、エベレストグループ、奥多摩グループなどと分け、しばらくは林道歩き。林の中にはホシガラスの姿も見られた。 | |
昼食を済ませ、いよいよ原生林の南沢登山道へ。標高1800mのこの辺りには、 | |
標高1800mのこの辺りには、ツバメオモトやベニバナイチヤクソウ、エンレイソウ、イカリソウ、コイワカガミの群落などが見られるようになる。 | |
渡渉を繰り返しながら、樹林帯をぬけると広い白河原にでた。 | 赤岳をバックに |
ここからは赤岳から横岳にかけての稜線が良く見えた。まだ雪がだいぶ残っている。お坊さんが手を合わせているような、 | |
お坊さんが手を合わせているような、大同心小同心の岩山も見える。 | |
大同心小同心 | |
美濃戸口を出てから3時間半、やっと行者小屋に到着。 | |
ここから見上げる赤岳は堂々と大きく、行くものを拒むように立ちはだかっている。 | |
行者小屋の裏側から登り始めると、登山道にはまだ雪がある。ダケカンバとハイマツの森林限界を抜けると、 | |
ダケカンバとハイマツの森林限界を抜けると、地蔵尾根の直登が待っている。 | コイワカガミ |
ここで今回始めての鎖場3点セット(カラビナ、スワミベルト、シュリンゲ)を装着。 | |
鉄の階段が終わると核心分の岩場。30mのトラバース。カラビナを鎖につけ、岩にへばりつきながら一歩一歩進む。 | |
あまりの急登に私は、足が前に出なくなってきた。「立ち止まったら着かないよ。少しづつでも前に進んで。」と励まされる。 | |
すごいカメラ一式を持ってきた男性も遅れがちになり、スタッフに荷物を持ってもらっていた。 | |
ベテランガイドさんが4人に1人付いてくれるので、怖い岩場も何とかクリアできた。 |
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やっとのことで登りきった所に、私たちを見守るようにお地蔵さんが鎮座している。 | |
展望荘到着5時10分。歩き始めて6時間半あまり。赤岳が手に届くところにあった。 |