湯ノ丸山2101m・烏帽子岳2065m
-yunomaruyama・eboshidake-
 
年月日 2003/06/9(月)
メンバー 森のクマさん、yukky
行 程 八王子5:30−東部湯ノ丸IC7:40−地蔵峠8:05〜20−鐘分岐8:55−湯ノ丸山9:40〜10:00
烏帽子岳鞍部−烏帽子岳11:20〜12:15−分岐12:50−地蔵峠13:30ー温泉ー八王子17:50
歩 程 3時間20分
温 泉 ゆうふるtanaka(700円)
   梅雨入り前日、貴重な晴れ間となった1日、レンゲツツジで有名な湯ノ丸山へ行った。
 上信越道の東部湯ノ丸ICからも近く、道もわかりやすかった。
 地蔵峠付近まで来ると、鮮やかなオレンジ色のツツジがたくさん咲いていた。この辺りは冬はスキー場になるらしく、ゲレンデになっていた。
 湯ノ丸山を目指して  広い地蔵峠の無料駐車場に車を停め、急斜面のゲレンデをツツジ平へ向かう。
 振り返ると、篭ノ登山方面が良く見え、駐車場が小さい。  
 15分ほど登ったところが60万株あるという、明るいツツジ平だ。
 だが、期待に反してツツジはまだほとんどがつぼみだった。これではまだ1〜2週間先でなければオレンジ色のじゅうたんは見られない。
 あきらめて山頂を目指すことにした。  レンゲツツジのつぼみ
 丸く連なった山頂が正面に現れた。  

穏やかな山容とは裏腹に、登山道は岩場の急登だ。

 鐘分岐までは傾斜は緩やかで、ツツジの中を分けて進むと、その先にはイワカガミの大群落が続き、ツツジにがっかりしていた私たちを楽しませてくれた。 南峰山頂は広々として見晴らしが良い。八ヶ岳や遠くには雪を頂いた、北アルプスが見えた。さっきまでは妙高も見えたそうだ。ケルンが立ち、石がゴロゴロした風景は去年登った、根子岳に似ている。
   イワカガミ  
   山頂にいたご夫婦が「この山はイワカガミでも有名ですよ。レンゲツツジはまだ早いけれど、隣の烏帽子岳には今見頃のピンクのツツジ(アカヤシオ)がきれいですよ」と教えてくれた。
 指差すほうを見ると、谷を隔てた烏帽子岳の登山道に沿って、ピンク色のかたまりがモコモコに染まっている。
 これを聞いたら行かずにはいられない。軽いハイキングのつもりだったが、予定変更して烏帽子岳まで行ってみることにした。
 湯ノ丸山南峯2101m    
分岐まで一気に下る。そこから烏帽子岳稜線までは満開のアカヤシオが続く。丸い花びらが可愛い。   稜線に出ると、隣の湯ノ丸山が団体さんで賑わっているのが見える。
 こちらも展望が良い山だが少し雲が多くなってきた。山頂までは緩やかに登る。コメツガザクラ、コケモモ、ズミも見られた。
   アカヤシオ  
 岩だらけの烏帽子岳山頂でランチにした。  
 今日は山用の五目御飯。沸騰したお湯を入れ、20〜30分待てばふっくらご飯の出来上がり。でも、そんなに時間がかかるのでは、急ぐ山行にはこんなことはしていられない。
 下山は分岐まで戻り、湯ノ丸山の南を巻きながら雑木林の緩やかな道を下る。
     烏帽子岳2065m
   スズランや、この辺りにはレンゲツツジも咲いていた。キャンプ場を過ぎると、広い道を下って地蔵峠に出る。
 期待したレンゲツツジには早すぎたが、良いこともあるもので、思ってもいなかったアカヤシオやイワカガミの大群落が見られ、大収穫だった。
 帰りは、しなの鉄道田中駅前にある、天然温泉『ゆうふるtanaka』出汗を流した。
 レンゲツツジ