文学散歩 22
 2017/12/09(土)晴れ
新撰組の里「日野」・司馬遼太郎「燃えよ剣」
コース  京王高幡不動駅ー高幡不動尊ーモノレールー甲州街道ー新撰組資料館ー日野宿本陣ー交流館ー井上源三郎館ー八坂神社-宝泉寺ーJR日野駅+忘年会
 行程:3時間15分  行程: 約3.0km  参加者:20名
文学散歩は今年で5年になるが、年4回、一度も雨に降られたことがない。驚異的な晴れ男、晴れ女集団。もちろん今日もよい天気で暖かい。
日野市は江戸時代甲州街道の宿場であり、幕末佐藤彦五郎が開いた剣術道場に集まった、近藤勇土方歳三沖田総司井上源三郎…らの若者達が、後に新撰組と呼ばれる。新撰組関連の史跡も多い。
まずは土方家の菩提寺、高幡不動尊へ。なかなかイケメンの土方歳三像の前で先生のお話を聞く。
歳三と近藤勇の顕彰碑「殉節両雄の碑」があり、他にも文化財、文学碑もある。
土方歳三像 不動堂
有山菫糸歌碑 外国人が新撰組のコスプレで集っていた モノレール「甲州街道」
「法鼓鳴り花人山を下りてゆく」     
水の郷「日野」
モノレールで高幡不動から二つ目、甲州街道駅で下車。
日野は「水の里百選」に選ばれ、以前日野七福神巡りをしたときも、水の豊富な町の印象があった。今回もきれいな用水路沿いに歩く。
用水路 Café花豆(寄りたくなるお店)
旧佐藤彦五郎邸(日野宿本陣)へ、志士達の活動の足跡を訪ねる。
日野宿本陣は、都内で唯一残る本陣建物だそうだ。
佐藤彦五郎は、ここで天然理心流道場を開き、新撰組中核となる土方歳三、近藤勇、沖田総司らが集った。 
佐藤彦五郎新撰組資料館(第1.3日曜開館 日野宿本陣
    道路を挟んで反対側に日野宿交流館があるので、そこで休憩。 
観光案内、新撰組グッズなどが売られている。誰かが、土方歳三うどんが美味しいらしいといい、皆で買った。
 新撰組の羽織  新撰組グッズ販売(日野宿交流館)  
新撰組六番隊長井上源三郎資料館は、子孫が運営する生家の土蔵だ。ここも第1・3日曜のみ。
八坂神社は日野市有形文化財。天然理心流門人23人が奉納した額がある。5月は新撰組祭り。9月の大祭に公開している。
井上源三郎資料館 八坂神社
まだイチョウの黄葉が美しい宝泉寺は日野駅のすぐ近くにある。井上源三郎の顕彰碑とお墓がある。新撰組の青い旗があるのですぐわかる。   
司馬遼太郎の土方歳三を描いた「燃えよ剣」で、新撰組の人気が急上昇した。 大河ドラマ、アニメ、コスプレやフィギアなど、最近は若者にもファンが多いそうだ。
今回も新撰組と知り、先生の甥子さんが急きょ参加した。
日野駅で解散となるが、今年最後なので続いて忘年会場へ。 
会場では近況報告など話して、あとは文学も関係なく盛り上がった。   宝泉寺
次回は来年3月、清瀬にて。皆さんお疲れさまでした。よいお年をお迎えください。