甘利山・千頭星山2138m
-Amariyama・Sentoboshiyama-
 
 日 程 2001.9.12(水)晴れ 
 行 程 八王子ー韮崎―広河原P.Kー甘利山ー奥甘利ー御所山分岐ー千頭星山ー奥甘利ー甘利山ーP.K 
 歩 程 3時間30分 
 メンバー 森のクマさん、Yukky 
 台風一過  
前日までの台風の影響が心配で、急遽予定を変更してレンゲツツジで有名甘利山千頭星山に行くことにした。 
何かの本に夏も花が多いと書いてあった記憶がある。台風一過でいい天気になった。 
 韮崎から頂上直下まで県道が通じている。道端にはがたくさん咲いてきれいだった。
 広河原のP.Kに8時40分着。河原といってもただ広い草原で、なぜ広河原と言うのか分からない。トイレがないので、少し先のグリーンロッジまで借りに行った。
 甘利山頂までは一登りだが、もう少し早い時期なら本当にお花畑だったようだ。
 特にマツムシソウがたくさん咲いていた。タムラソウははじめて見た。  タムラソウ
   ニガナ、ナデシコ、ノコンギク、ヨメナ、ハクサンフウロ、アキノキリンソウ、リンドウ、ヤマオミナエシ、ヤマハハコ、ワレモコウ、アザミと盛りは過ぎていたが、たくさん見られた。
 中央高速からは南アルプスや富士山がきれいに見えたが、甘利山に登ったら雲の中に入ってしまい見えなくなってしまった。
 山頂付近は、花の頃が目に浮かぶような、レンゲツツジで埋めつくされていた。あまりにもあっけなく甘利山に到着し、そこからかなり急な草原を西に進む。
 甘利山頂より八ヶ岳を望む  
奥甘利山を過ぎ、カラマツ、コメツガ、シラビソの林を抜け、明るいミヤコザサの笹原に出た。   
このあたりから、鳳凰三山がのしかかるように見えるらしいが、あいにく今日は雲の中。 
 アップダウンを繰り返して千頭星山までは2時間15分。
   ススキと富士
 シカの足跡が見られた以外、人には会わず、静かな山歩きが楽しめた。奥深い原生林の山頂はは展望も良くないし、何もなくちょっとがっかり。鳳凰三山へのルートにもなっているようだ。
 下山の頃になり、ようやく雲が切れ始めた。甘利山からは八ヶ岳連峰富士山がやっと姿を現した。麓の”ゆーぷる にらさき”で温泉に浸かり、のんびりした1日だった。