前回歩いた道も、車ではあっという間に着いてしまった。童謡夕焼け小焼けの作詞者中村雨紅は、毎日八王子駅まで歩いて通ったそうだ。バスがないとはいえすごいことだ。 |
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夕やけ小やけの駐車場に車を停め、陣馬街道をスタートする。 |
夕やけ小やけふれあいの里(浅川はこの橋の下を流れる) |
上恩方郵便局 |
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レトロな郵便局、口留番所跡があった。 |
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関場で北浅川は醍醐川が合流する。この先は通称案下川という。 |
いつか来たことのある森のアトリエの前を行く。 川幅は狭く、沢のようになってきた。 |
口留番所跡 |
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醍醐川+案下川=北浅川 |
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浅川 全長30.15km完歩 |
夕やけ小やけから35分程歩いた所に、緑色の標識があり「あさかわ上流端」とある。たぶんここが浅川の出発点ということなのかもしれないが、川はまだ続いているので、最後まで辿って見よう。 |
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案下川(北浅川の通称) |
浅川上流端 |
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日影には残雪 |
陣馬高原下バス停 |
陣馬街道分岐(右へ) |
陣馬高原下のバス停で、山登りに備え羊羹でコーヒータイム。 |
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和田峠まで林道を歩く。本当は林道はあまり歩きたくないが、源流を見届けるには、沢に沿った林道を歩くしかない。 |
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最後の民家 |
いよいよ山の中へ |
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新道分岐 |
滝のように流れ落ちている(写真中央) |
林道に沿った細い流れ |
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下流の広かった浅川は、か細い沢にと変わって来た。 |
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新道分岐を過ぎ、細い流れはあちこちの谷からあるものの、本流はいよいよ最後になってきたようだ。 |
最初の一滴までは見届けられなかったが、これがほぼ源流のようで伏流水になってしまうようだ。 |
最後の流れ |
浅川ウォーキングこれで終了。 |
凍てつく道 |
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道は雪が凍りついて滑りやすい。 |
1時間ほどで和田峠に着く。日影で雪も多く寒い。 |
山頂の階段を下って来た人が、途中で滑って手の指を折ったようだ。と言っていたが、無事下山できたでしょうか? |
和田峠 |
藤野方面へは通行止め |
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私達は階段は怖いので、巻道を行くことにした。こちらも凍っているので、アイゼンをつけた。 |
北斜面なので、真っ白で雪山気分。ただ、最後の登りは雪が解けグチャグチャの泥んこになった。 |
巻道 |
北斜面 |
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陣馬山(855m) |
大展望 |
生籐山 |
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陣馬山はとても展望がよく、晴れていると気分爽快!今日は富士山、南アルプスまで絶景だ。 |
やはり山頂は寒い。清水茶屋だけは営業していたので、ストーブのある店内で熱々のなめこ汁を食べながら昼食休憩。 |
富士山(清水茶屋より) |
清水茶屋のなめこ汁 |
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茶店のおじさんは、平日でも毎日通っているそうだ。荷揚げ用の車を使っているとはいえ、あの凍りついた道を上がって来るのは危険だ。今朝はマイナス8℃。小屋の中でもマイナス4℃だったそうだ。 |
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新道分岐 |
雪道 |
杉林の中もバリバリに凍っていた |
下山は新道を下る。杉林の中は、積もった雪が凍り付きバリバリだった。アイゼンがなければとても降りられない。 |
途中で、消防隊の人達7~8名が下っていた。訓練なのか持っていないだけなのか、アイゼンは付けていなかった。若いからバランスもいいのかもしれないが、あの急下りは大変そうだった。 |
予定のバスにちょうど間に合い、夕やけ小やけまで乗り車に乗り換える。 |
3回に分けて歩いた浅川もこれで完歩できた。地元でも知らない街を歩いたり、車では見えないものも見え楽しい経験だった。 |