霧ケ峰(車山)1925m
-kirigamine(kurumayama)-
 7月29日(月)晴れ
 四阿山のホテルで、朝窓の外を見るとが立ち込めていたが、時間がたつにつれ晴れてきた。
 霧ケ峰のニッコウキスゲが先週見頃と聞いていたので、まだ間に合うかもしれないと、帰りに立ち寄ってみることにした。
 霧ケ峰にはだいぶ前に行ったことはあるが、ニッコウキスゲはもう終わっていた頃だった。
   ニッコウキスゲ大群落(写真提供kura)
 話には聞いていたし、写真などでは見たことはあったが、このスケールの大きさは行ってみなければわからない。 
   ニッコウキスゲが黄色の海のように、どこまでも続いて咲いていた。
 朝ゆっくりしていたので、車山高原についたのはお昼近くだった。ビーナスラインを通って簡単に車で来ることができるため、駐車場がいっぱいあり賑わっていた。
 ニッコウキスゲ  そして今は、車山には簡単にリフトで登ることができる。
 私たちも片道切符を買い、リフトに乗った。足元を見ると、色とりどりの花が咲いている。2つのリフトを乗り継いであっという間に山頂に着いてしまった。
  やはり、中腹くらいまではもう終わりかけ、山頂付近が見頃だった。  
皆、こんなに咲いているニッコウキスゲを見るのは初めてで、圧倒されてしまった。花で有名な山でも、ちょうどいい時期に行くのはなかなか難しいが、ぴったりあった時は感激もひとしお。
 山頂からは、目の前には蓼科山白樺湖八ヶ岳も雲の切れ間に見えてきた。  蓼科山と白樺湖
  下りは花園の中を歩いて下りた。中腹で、ニッコウキスゲが終わるとアザミの群落。アザミは大好きな花なのでうれしくなる。同じアザミでも、高原のアザミは色鮮やかでまっすぐに立っている姿が美しい。 
 濃いピンクのかたまりは何かと思ったら、ベニバナシモツケだった。ノハナショウブも濃い紫が目を引く。珍しい白のハクサンフウロをみつけた。
 アザミ群生  『ソフトクリームを食べよう』と、珍しくゴルファーtoshiさん。
 途中のお店でいつもはアイスクリームに付き合いの悪いクラも同意する。爽やかな風と高原の中で食べるソフトクリームは格別だ。
 四阿山のついでに行った霧が峰だったが、ニッコウキスゲのあまりの見事さに花には余り興味がなかった男性2人も喜んでいた。昨日の根子岳に続き、花の名前もだいぶ覚えたようだ。
 霧ケ峰の花
クルマユリ ハクサンフウロ(白) ノハナショウブ
ナデシコ マツムシソウ ベニバナシモツケ