利尻山1719m礼文島③
-rishirisan/rebunto-
 2015/07/22~26  
7月25日(土)晴れのち曇り
利尻よりもさらに北にある礼文島は、夏でも20度前後で過ごしやすい。今日は宿の車で香深港まで送ってもらい、バスで知床に向かう。3時間コースの桃岩展望台ハイキングだが、果たして5歳児に歩けるかどうか?
持っていくリュックの中身をチェックすると、ボール、水風船、ピーピー笛など必要のないものがいっぱいだった。おもちゃは全部置いて行きますよ。
午前:香深港(バス)→知床・・・元地灯台・・・桃岩展望台・・・香深港(3時間30分)
午後:澄海岬・スコトン岬・高山植物園(レンタカー)
桃岩コースハイキング
朝からよい天気になった。知床でバスを降り、まずは元地灯台へ向け緩やかに登る。暑い。想定外の暑さだ。
海の向こうには利尻富士が全身を見せてくれた。坂道を上がると、更に素晴らしい眺めだ。
知床より利尻山を望む
 
 利尻富士をバックに登る 元地灯台   イブキトラノオ咲く岬
 
 レブンウスユキソウ つばめ山へ   つばめ山
元地灯台まで登ると、気持ちのよい風が吹き抜ける。
つばめ山まではもう少し登りがある。
つばめ山からキンバイの谷へ向け急降下。 
つばめ山でおやつ休憩 ミソガワソウと海 道は狭くぬかるんでいる。
滑りやすい急坂なので、ここが一番大変だった。 
頑張ったご褒美に、町に着いたら金メダルを買う約束をした。 
金メダルあるといいけど、町が近づいたらちょっと心配。
やれやれ平になった よく頑張ったね
桃岩 
桃岩が見える海岸線
港に着き、2件目のお土産屋さんでやっと金のバッジを見つけた。これでいいというので、買おうとすると「僕可愛いから上げるよ。」と頂いてしまった。今回の旅で、孫はあちこちでサービスを受けた。 
午後はスコトン岬へドライブ
一度港へ戻り、ランチ休憩をしてからレンタカーを借りる。 
礼文島は、島の西側は道路がないので最北のスコトン岬まで行く予定だ。 
桃岩展望台 久種湖
 澄海(スカイ)岬 美しい海岸線が続く
澄海(スカイ)岬は、西北のはずれにある岬だが、海岸線がとても美しい。  
利尻島とは全然違い、穏やかな草原が広がる。イギリスで暮らしたことのある娘は、「イギリスみたい。」と喜んでいた。 
海の向こうには利尻山が見える
   
 穏やかな草原地帯
スコトン岬
スコトン岬は天気がよいとアザラシが岩の上に出てくるそうだ。残念ながら今日は見られなかった。 
風が非常に強く、車は風に向かって停めるように注意された。そうしないとドアを破損する恐れがあるとのこと。
トド島を望む アザラシいないかな~?
    寒いので、お店の中に入り名物昆布ソフトを食べた。ほのかに昆布の香りと味がする。 
崖の下に宿がある。高波が来ないのか心配になる。降りて行くのも大変そうだ。
 昆布ソフト アザラシの見える宿   
途中に高山植物園があるので、見ていくことにした。   
レブンアツモリソウは時期をずらせて咲かせていた。チシママンテマも今回は見られなかった花だ。 
孫はここでもナデシコジャパンを連発していたら、タカネナデシコの種を頂いた。
札幌なら育つそうだ。   チシママンテマ レブンアツモリソウ 
7月26日(日)雨のち曇り   
利尻からのフライトが14:30なので、香深発10:25のフェリーに乗った。この便は鴛泊ではなく、沓形に着く。 
名物桃岩YHの見送りダンスは今も健在だった。 
   カーフェリー 桃岩YHのダンス 
  船が見えなくなるまで歌って踊ってくれた。15年前にも見たが、熱い若者にずっと引き継がれているようだ。 
沓形港から利尻空港へタクシーで向かう途中、運転手さんはガイドもしてくれた。北のカナリアたちのロケ地まで廻ってくれた。今はほとんど空き家になっている家が、映画に使われたそうだ。現在礼文で北のカナリアパークとして使われている小学校は、利尻で廃校になったものだそうだ。 
 無事到着
雨は、弱まったり強くなったりしている。宿の奥さんは「今日は大丈夫ですよ。」と言っていたが、飛行機は着陸できるのか 心配していると、無事着いて一安心。
今回初めて娘たちと長い旅行をした。5歳の孫もプールや、スキーで鍛えているだけありよく歩けた。さすが道産子。クマさんの念願だった利尻山にも無事登頂出来たし、利尻礼文ともに宿もとてもよかった。アクシデントもあったが楽しい旅ができた。
利尻山へ  礼文島②へ  利尻・礼文の花