東海道を歩く6
ー辻堂~大磯ー
2023/01/20(金)晴れ(12℃)
 
東海道歩き6回目は、辻堂から大磯までの予定。今年になってからクマさんの腰痛があり、様子を見ていた。大丈夫そうだというのでコルセットをつけ、無理しないように歩くことにした。
朝は寒いが、歩いていると暑くなるので風のない日はあまり厚着はできない。山と同じで脱ぎ着のできる服装が一番。今日は穏やかな天気だ。
辻堂駅10:00-上正寺10:35-牡丹餅立場跡11:00-東海道松並木碑-茅ケ崎の一里塚11:30-昼食~景珍楼(11:35~12:10)-第六天神社-南湖の左富士の碑12:40-旧相模川橋脚跡12:50-馬入橋13:15-平塚宿本陣跡14:15-花水橋14:40-マック(14:50~13:10)-化粧井戸-大磯駅15:30 距離:16.4km
歩数:25,883歩 
辻堂駅を降り、旧東海道方面へ向かう。
すぐに茅ケ崎に入る。街道には松並木が続き、湘南っぽい明るい風景になってきた。
家々の庭には、柑橘類が実り、アロエは赤い花をつけている。やっぱり暖かいんだな~
辻堂駅 東海道松並木(茅ケ崎)
明治天皇御小休所跡 上正寺(休憩) オニゆず
牡丹餅立場跡は、飛脚中継所である七里役所があった。牡丹餅が名物だったそうだ。
交通量も多いが、松並木が続く気持ちのよい歩道だ。カーブした道の向こうに富士山が真っ白に見えた。逆光でこの写真ではよく見えないが。 
牡丹餅立場跡 中央に富士山が見えた!
 
 東海道松並木碑 茅ケ崎の一里塚 
茅ヶ崎駅入口の茅ケ崎一里塚に着いた。少し早いが、一里塚交差点そばの中国料理店に入る。ランチが安くて美味しかった。お腹もいっぱいになり、元気が出た。  しめ縄の立派な第六天神社でお参りをした。ここにはパワースポットで有名な樹齢200余年の黒松があった。私達も幹に手を置き、パワーを頂く。   
街道の黒松の切り株 第六天神社
   
 鳥井戸橋と鶴嶺八幡宮大鳥居  始めて街道左に富士山が見えた  南湖の左富士の碑
京にむかう途中で富士が街道の左に見える所は、道が急カーブするここ南湖と吉原の二か所だけ。
関東大震災により、水田が隆起し7本の橋脚が現れた。ここが旧相模川。(現在より2kmほど手前)
道祖神は、相模川を越えてくる悪霊を見張ったとされる。
旧相模川橋脚跡 道祖神
 ホテルの向こうには富士山
馬入橋の左には東海道線が走り、その向こうは海。 
馬入橋(相模川) 当時は渡し舟(馬入の渡し
陸軍架橋記念碑 馬入渡川会所跡碑 明治天皇馬入御小休所跡
相模川を渡るとホテルがある。駐車場入口を入ると、馬入渡川開所跡碑があった。ホテルは豪商の屋敷跡で、天皇の休息所になったそうだ。きれいなトイレを拝借。
銘菓「ちょんまげ最中」の老舗弘栄堂に立ち寄る。
弘栄堂 ちょんまげ最中・力餅
馬入の一里塚で旧道に入る。
そろそろ平塚駅。疲れてきたのでここまでとするか、大磯まで行くか?クマさんが「一休みすれば行かれる」というのでカフェを探す。 
 平塚駅入口を過ぎ、商店街が続くが休めそうなところがない。
馬入の一里塚(日本橋より15里) 平塚宿東組問屋場跡
古花水で東海道に合流する。
まあるい高麗山が見えてきた。懐かしい。私は子供のころ夏休みは祖母のいる大磯で過ごした。大磯海岸、湘南平、花水川でシジミ取り、思い出が頭をよぎる。そういえば、近くのお菓子屋さんによくいった。 
 平塚宿高札場跡    上方見附跡
その場所にお店があった。松月堂と思っていたが友月堂だった。私の記憶違いか?  
花水橋を渡ったところにマックがあった。やっと休める。コーヒーとソフトクリームでゆっくり休憩。高麗山が目前に見える。
これより旧道、化粧坂。   茅葺の家
この松並木も記憶にある。
虚空蔵尊と熊野大権現を祀ったお堂があり、大名行列もここで下馬し最敬礼した。
白拍子の虎御前が、朝夕この井戸水で化粧をした化粧井戸はまだ残っていた。 
虚空蔵尊 虎女化粧井戸
 大磯らしいマンホール 化粧坂の一里塚 江戸見附
街道からは大磯駅は坂を上る。観光協会で宿場印を購入。    
 腰に不安を抱えながらクマさんも無事歩き通せほっとした。今回は懐かしい思い出の地を歩け、とても楽しかった。 
天気にも恵まれ、よい一日だった。 大磯宿場印
 大磯駅
東海道5    東海道7